きかいきぐ | 第321号 |
1.節電、防災時に役立つ製品
嵯峨電機工業は、整備工場の節電対応機器・災害時にも役立つ製品を提案する。主力製品
の「ストロングライト」は、直管型LEDを採用。従来機の1.5倍の照度、満充電で連続使用時間は
3時間、バッテリーパック・充電器をそのまま利用できる。
(6月9日 日刊自動車新聞)
2.微小デジタルトルクゲージ4機種を販売
東日製作所は、0.1~5ニュートンセンチメートルが測定可能な微小デジタルトルクゲージ「ATGEシリーズ」
4機種を発売。小型モーターの簡単なトルク測定や電子部品の回転トルク測定を行なうことができ、
ACアダプターにより長時間使用が可能。データー通信も可能。
(6月14日 日刊自動車新聞)
3.カロライナ・ウイングベイシステム 提案を強化
(株)イヤサカは、板金作業の生産向上に向けてベンチ式フレーム修正機を用いた新システムを強化する。
スウェーデン製の「カロライナ」に独自のウィングキットを取付けた。本格的なボディー補修まで作業をこな
す場所に変えることで、売上げ拡大を目指す。
(6月14日 日刊自動車新聞)
4. EV・PHV用スタンド
トヨタは、電気自動車、プラグインハイブリッド車用充電スタンド「ジーステーション」を
開発と発表。IT子会社のトヨタメディアサビスが7月上旬に発売する。2タイプあり、価格は普
及型28万円、高機能型が44万8000円。
(6月15日 日刊工業新聞)
5.オートサービスショー2011
(株)バンザイは、小型車サービス、大型車サービスの車体整備、美装サービスを紹介。EV・HVの作業
ストールを再現しバッテリー交換に必要なツールや急速充電器などを紹介。提案ビジネスをサポートするシステム
や最新のリフト機器を展示。洗車・コーティングのエコ整備を紹介。
(6月16日 日刊自動車新聞)
6.オートサービスショー2011
(株)イヤサカは、車検ラインを初め、アライメント診断板金塗装などのアフターマーケットの提案。診断結果
をユーザーに説明することで、不具合の早期発見、追加的な整備へと流れをつくることを提案。
フレーム修正機「カロライナ」を万能作業台として複数設置。
(6月16日 日刊自動車新聞)
7.オートサービスショー2011
(株)アルティアは、「信頼支える先進技術」をテーマに、車検ゾーン、診断機ゾーン、リフトゾーン、
車体整備ゾーン、電気(EV)ゾーンに分けて展示。車検ゾーンでは、フォグランプまで対応する最新の
ヘッドライトテスターや足回り整備機器などを紹介。
(6月16日 日刊自動車新聞)
8.未来の整備工場の提案・実現目指すサポート
ボッシュは「ダイアックノーシス(診断)、パーツアンドサービス」を提案する。車両の点検・整備に欠か
せないスキャンツールを中心に、エンジン、ブレーキ、サスペンションに至るまで総合的な診断可能な整備機器や
サービスを出展する。ハイブリット車に必要な新商品も紹介。
(6月16日 日刊自動車新聞)
9.ブレーキローター切削機発売
ユーコー・コーポレーションは、ブレーキローター切削機「プロカットON・THE・CARブレーキ
ディスクレース PFM9.0」を発売。同製品は、コンピューター制御による自動芯だしシステムを
採用することで、切削作業の自動補正を可能とした。
(6月24日 日刊自動車新聞)
10.チタン合金製めがねレンチ
前田金属工業は、鉄骨組み立てなどの高所作業に適しているチタン合金製「超軽量・耐食性チ
タンシノ付めがねレンチ」を発売。軽量のチタン合金により高所作業の負担を軽減。隣接するト
ルシアボルトが邪魔にならずに締め付けられる形状。
(6月24日 日刊工業新聞)
11.三協リールのエアホースリール
同社は、小型エアホースリール「TRIENSW-シリーズ」の新製品「WHS-310A」8月をめどに販売
開始。従来製品に比べコンパクト化したことで、工場内のスペース効率を高めた。同製品は従
来品と比較して奥行きと高さをコンパクト化。
(6月27日 日刊自動車新聞)
12.トルクインジケーターCD5
東日製作所は、歪ゲージ式トルクセンサー用の多機能表示器「CD5」を発売。合否判定は、
液晶画面にカラー表示し、センサー内臓のトルクレンチと接続し、トルク管理を行なう。「セン
サー付トルクレンチ用実負荷校正」機能を設けている。
(7月4日 日刊自動車新聞)
カーアフター | 第321号 |
13.来月7から22日まで長期実演展示会
(株)バンザイ福岡支店は、門型洗車機エミネントベーターⅡの実演展示会を開催する。九州一円のディーラー、
整備工場、SSなどを対象に訴求する。節電、節水、静音をキーワードにエコロジーとエコノミーを両立させた
最新鋭の洗車機。
(6月23日 日刊自動車新聞)
14.GLYシリーズ4トン拡販に注力
(株)バンザイ福岡支店は、ゲートリフトのGLYシリーズに4トンが登場した。従来の3トンタイプより安
定感を打ち出したローコスト・ハイパフォーマンス商品として訴求する。特徴は、軽自動車から小型トラックまで幅
広く対応できる。車種に応じたアタッチメントも用意してる。
(6月23日 日刊自動車新聞)
15.MBXダイブラスターシステム
イスコは、アルミやカーボンファイバーなどのパネル接着剤の剥離と下地処理に使用する
「MBXダイブラスターシステム」を発売。車体軽量化で採用が進む素材パネル脱着作業を効率化す
るもの、独車を始めとしてプリウスなど国産車にも適する。
(6月27日 日刊自動車新聞)
カーメーカ | 第321号 |
16.マツダ スカイアクティブ第一弾デミオ予約開始
同社は、新型エンジン「スカイアクティブG」を採用した小型車「デミオ」の予約受注を開始。独自の
アイドリングストップ機構「アイ・ストップ」を組み合わせ、JC08モードで25km/リットル、10・15モードでは30km
/リットルと、ハイブリッド車並みの燃費性能を持たせた。
(6月10日 日刊自動車新聞)
17.EVアイ・ミーブに200万円切るモデル追加
三菱は、今夏電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」にエントリーモデルを追加。経済産業省の補助金制度を
適用した場合、価格は200万円以下となる見通し。現行モデルに比べて100万円程度安い。搭載す
るバッテリーを減らした。
(6月14日 日刊工業新聞)
18.ホンダ 12年3月期見通し-営業益64%減
同社は、12年3月期連結業績見通しについて、売上高が8兆3000億円(前期比7.1%減)、営
業利益が2000億円(同64.9%減)、当期純利益が1950億円(同63.5%減)と発表した。4輪車の
世界生産は335万台程度。
(6月15日 日刊工業新聞)
19.プリウスαが月間目標の17倍
トヨタは、ワゴンタイプのハイブリッド車「プリウスα」の1ヶ月の受注がゲッパン目標台
数の約17倍となる約5万2000台に達したと発表。月販目標の20倍近くになったのは09年に発表
した3代目プリウス以来。
(6月15日 日刊工業新聞)
20.ホンダ 期間従業員1000人採用
同社は、下期(11年10月-12年3月)に向けて国内工場で期間従業員を合計約1000人採用する
方針を明らかにした。国内では東日本大震災に伴う部品供給の停滞で減産を強いられていたが、
6月下旬から正常化する見通し。
(6月16日 日刊工業新聞)
21.今年度世界生産最低で62万台維持
富士重は、11年度の世界生産台数について10年度の水準を維持する方針を明らかにした。東
日本大震災の影響を受けて国内生産は落ち込んでいたが、ここにきてサプライチェーンが急回復。
10月には生産を正常化させる。
(6月17日 日刊工業新聞)
22.前輪駆動のHV開発-システムのコスト低減加速
日産は、12年度にも前輪駆動(FF)車の中型車に独自開発のハイブリッドシステムを搭載する。トヨタ
自動車から技術供与を受けて開発、販売している「アルティマ・ハイブリッド」の生産を7月に打ち切
るのを機に独自のハイブリッドシステムを応用し、FFのHV市場に再参入する。
(6月20日 日刊工業新聞)
23.共同開発車の第1弾
日産と三菱自動車は、軽自動車事業で設立した合弁会社「NMKV」(東京都港区)で13年
度に共同開発車の第1弾として「eKワゴン(日産名オッティ)」の次期モデルを発売すると
発表した。
(6月21日 日刊工業新聞)
24.自動車 9社平均34%の営業減益
自動車メーカー9社の12年3月期業績見通しがまとまった。全社が営業黒字を確保するものの、合
計の営業利益は前期比約34%減の1兆2200億円となる見込み。円高、原材料高騰に加え、東日
本大震災の影響が足かせとなり上期(4―9月)は厳しい状況となる。
(6月24日 日刊工業新聞)
25.ホンダ 4輪・2輪の燃費を20年めどに42%向上
同社は、全世界で販売する4輪・2輪車の燃費を20年までに00年比で42%向上させる目標を発
表。4輪車では小型車を中心にハイブリッド車を複数投入する。また、中型車以上のモデルではプラグ
インハイブリッド車(PHV)や電気自動車(EV)の開発を進める。
(6月22日 日刊工業新聞)
26.日産・世界シェア・利益率8%へ
同社は、11~16年度の中期経営計画「日産パワ-88」を発表。最終年度には世界需要の6割
が新興国市場になると想定。新興国に販売を増やし、シェア8%に引き上げ、営業利益率8%を
達成する。EVをルノ-と150万台販売する。
(6月28日 日刊自動車新聞)
27.ホンダ エンジン制御マイコン調達見直し
同社は、自動車の心臓部であるエンジン制御ユニット向けマイコンの調達方針を見直す。大型車に搭載す
るV型6気筒エンジン向けは米半導体大手のフリースケール・セミコンダクタ製に統一。中小型車に搭載する直列
4気筒エンジン向けはルネサスエレクトロニクスに加えて別の半導体メーカーからも調達する。
(7月4日 日刊工業新聞)
部品・用品 | 第321号 |
28.デンソー 45億円投じ韓国現法を移転・拡張
同社は、13年までに韓国・ソウルの現地法人「デンソーセールスコリア」をソウル市近郊の京畿道義王市に移
転・拡張する。投資額は約45億円。韓国内の生産子会社3社に分散していた技術員を集め、車部
品の実験・評価機能を付加する。
(7月6日 日刊工業新聞)
建機・農機 | 第321号 |
29.CO2 年440t削減
日立建機は7月に発売するハイブリッド式油圧ショベルと、車体量40t未満の電動式油圧ショ
ベル14機種を、カーボンオフセット付き対象製品に加える。同製品の販売は、京都議定書が失効
する12年まで継続する。
(6月16日 日刊工業新聞)
データー | 第321号 |
30.認証 6ヶ月連続増加
国交省の発表によると、3月末工場数は、認証は前月比24工場増の9万1970で6ヶ月連続増。
指定は前月比28工場増の2万9292で5ヶ月連続増。認証工場の新規は143、廃止は119。指定工
場は新規54、廃止26。
(6月10日 日刊自動車新聞)
31.乗用車8社 5月の国内生産-32%減の46万619台
乗用車メーカー8社がまとめた5月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産で日産自動
車と三菱自動車が前年同月比プラスとなった。一方、トヨタ自動車とホンダの国内生産は前年同
月比で5割を超える落ち込みとなった。
(6月29日 日刊工業新聞)
その他 | 第321号 |
32.車各社 木・金稼働を相次ぎ発表
自動車メーカー各社は、夏場の節電対策として業界全体で休業予定だった7―9月の木曜・金
曜日に一部工場を稼働させる計画を相次いで明らかにした。ネックだった部品調達の安定化してき
たことを受け、夏場も“休日稼働”で減産分の挽回を目指す。
(6月23日 日刊工業新聞)
33.休日シフト始まる
この夏の電力不足に対応するための自動車業界も休日変更が7月から始まる。乗用車メ-カ
-8社は、日産、ホンダなど3社の工場が6月30日から木・金休みに移行、1日の金は全社の
全工場が休みになる。部品/車体メ-カ-も合わせる。
(6月30日 日刊自動車新聞)
34.夏以降着実に改善へ
10年の国内販売は、夏場から年末にかけて着実に回復していきそう。上期は東日本大震災で商品
供給の停滞に苦しむ。生産の復旧により足元の状況は改善氏して6月市場はマイナス21まで縮小して、
4月の47減から25改善した。
(7月2日 日刊自動車新聞)
ニュース便覧 | 2011年7月号(通巻第321号) |
平成23年7月6日編集 編 集 委 員 委 員 長 滝本愼也 (有)滝本計器製作所 委 員 新保算章 旭産業(株) 委 員 山田勝己 三栄工業(株) 委 員 簡 恭 (株)東日製作所 |