きかいきぐ 第330号 


  1.門型洗車機で期間限定仕様

    バンザイは、省エネタイプ門型洗車機「エミネントシリーズ」に5本ブラシ・静音・シャン
   プー&ワックスを標準装備した「エミネートγクリスタルパッケージ」を9月末までの期間限
   定で発売した。

    (5月14日 日刊自動車新聞)

  2.KTCのクランププライヤ

    同社は、三つ溝タイプロックピンに対応したクリップクランププライヤを発売。タイヤハウ
   ス内やアンダーカバー、前後バンパーなどに使用されている三つ溝タイプロックピン引き抜き
   タイプ樹脂製クリップの取り外しと取り付けに使用できる。

    (5月17日 日刊自動車新聞)


  3.整備業向け製品を拡充

     前田金属工業は、営業現場から吸い上げた顧客ニーズを開発に生かし、作業工具や収納工具
    など随時、新商品として投入する計画。12年度も作業工具類は機能性・品質・デザインを含
    めリニューアルを図る。トルクレンチ・エアーツールなどもラインアップを拡大。

     (5月21日 日刊自動車新聞)


  4.デジタルハンディータコメーター

    小野測器は、電気自動車(EV)・ハイブリット車(HV)・ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンの回転速度を
   計測できる外部センサー入力型の「HT-6200」を発表。実車走行や車両のメンテナンスに利用可能。
   対象物にセンサーを取付けるだけで計測可能になる。

    (5月22日 日刊自動車新聞)


  5.小野測器のタコメーター

    同社は、電気自動車やハイブリッド車のモーター回転速度とガソリンエンジン、ディーゼ
   ルエンジンの回転速度の両方を計測できる外部センサー入力型のデジタルハンディタコメー
   ター「HT-6200」を受注開始すると発表。
    (5月22日 日刊自動車新聞)


  6.ソケットレンチセットに5アイテム

    京都機械工具は「19.0sq・ソケットレンチセット(メタルケース付)」5アイテムを
   発売。ソケットレンチセットB408~BB413RAの後継品で、小判型ラチェットハンドルBR6A
   を採用したソケットレンチセット。

     (5月28日 日刊自動車新聞)


  7.堀場製作所が新商品

    同社は、自動車開発現場で使用されるエンジン排ガス測定装置と、ブレーキ試験装置などの
   自動車試験評価装置のシオステムを世界で初めて一体化させた「MEXA-ONE」を開発。試験やメ
   ンテナンスにかかる時間やコストを従来
比30%軽減。
   (5月30日 日刊自動車新聞)


  8.豊富な商品群で多様化ニーズ対応

    アルティアは、スキャンツールにおいてハード・ソフト面に至るまで多様化するニーズに対応している。
   マルチコードリーダープラス「TPM-1000」ニューコードリーダー「ISO-D」ダイアガン「X-
   431」などスキャンツール普及を加速させる方針。

    (5月31日 日刊自動車新聞)


  9.トリニティーシステム

    イヤサカが販売しているエンジン診断機システムは、整備工場を対象に顧客の信頼を獲得する商品。OBD
   診断機を接続して電子制御システムの点検から、排ガス4成分を測定するエンジン燃焼診断まで一体化
   し「愛車診断カルテ」を顧客向けに作成するシステム。

     (5月31日 日刊自動車新聞)


 10.ドアベルトモールリムーバー

    京都機械工具は、国産普通車・軽自動車に使用されているドアベルトモール(水切りモール)
   の取り外し作業専用工具「AP206」を発売。小さな隙間にも差し込みやすく、スライドしや
   すい先端爪形状が特徴。樹脂グリップを採用。

    (5月31日 日刊自動車新聞)


 11.マルチサポートツール

   バンザイは、故障診断機の独自開発商品「マルチサポートツール」を2012年8月中旬以降に発売。
  通常のコードリーダー機能に加えてアクティブテストや各種センサー出力データを表示してトラブルシューティングを可能
  にするデータモニターを搭載。

   (5月31日 日刊自動車新聞)


 12.低価格汎用スキャンツール

    安全自動車は、スキャンツール新商品「スマート・ダイアグ」を開発。月額4500円で技術サポートも利用
   可能。国産乗車8社・国産トラック4社・輸入車8社用のソフトを用意する。導入費用「3万5
   千円」からアップデート料金を無償とする会員特典もある。

    (6月4日 日刊自動車新聞)


カーアフター 第330号 

 
 13.イエローハットのキャンペーン

   同社は、エンジンオイル販売キャンペーン「オイルかえる祭」を6月21日まで開催。同キャ
  ンペーンはポイントカード会員を対象に、エンジンオイル購入者の中から抽選で200人に「イ
  エローハットギフトカード」5千円分をプレゼントする。

   (5月15日 日刊自動車新聞)



   14.新神戸電機の補修用バッテリー

    同社は、補修用自動車バッテリー「XGシリーズ」を7年ぶりに全面改良。上位モデルの
  「XGプレミアム」は発電制御車用バッテリーに搭載された技術をベースに改良を行い、従来
  モデルに比べて容量を15%、耐久性を25%引き上げた。
   (5月15日 日刊自動車新聞)

15.アサヒライズFET事業部 ランプ新製品発売

  同社のエフイーティー事業部は、CATZブランドから新製品を発売した。「キャズHID・車種
  専用HIDシステム」シリーズにトヨタ自動車「アクア」用を追加した。純正ヘッドランプの
  ハロゲンバルブをHIDへ変更する車種専用キット。

  (5月17日 日刊自動車新聞)


カーメーカ  第330号 


  16.4月の新車販売 首位は依然「プリウス」

 自販連と全軽協がまとめた4月の車名別新車販売台数で、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」
  が11カ月連続で首位となった。一方、軽自動車のトップはホンダの「NBOX」。総合2位はトヨタの
  小型HV「アクア」。

   (5月9日 日刊工業新聞)


  17.トヨタ RAV4 EV を米に今夏以降投入

  同社は、テスラ・モーターズと共同開発したスポーツ多目的車「RAV4」のEVを今夏以降に米
   国カリフォルニア州で発売すると発表した。EV販売は9年ぶり。1回の充電の実走行距離は
   約160キロメートルで、価格は約398万円。

   (5月9日 日刊工業新聞)


  18.トヨタ 13年3月期見通し

  同社は、13年3月期連結決算を発表。営業利益前期比2・8倍の1兆円になる見通しだ
   とのこと。国内外すべての地域で販売を伸ばし、東日本大震災やタイ洪水の影響を受けた前
   期から急回復する。

   (5月10日 日刊工業新聞)


 19.トヨタ 新型「軽」投入

  同社は、新型軽乗用車「ピクシスエポック」を発売したと発表。ダイハツ工業から「ミライース」のOEM供
   給を受け、トヨタブランドで発売する。変更点は車名ロゴとバッチのみで、79万5000―122万円
   の価格帯もダイハツと同じ。

   (5月11日 日刊工業新聞)


 20.自動車10社 13年3月期見通し

 自動車メーカー10社の13年3月期業績見通しが出そろい、全社が増収と世界販売増を
   見込むことが明らかになった。うち5社は過去最高の世界販売台数を想定。利益面でも全社
   が営業損益好転を見込む。

   (5月14日 日刊工業新聞)


 21.中国・長春工場でカローラ生産

  トヨタは、中国・長春市の新工場で小型車「カローラ」の生産を始めたと発表。新工場の年産
   能力は10万台。トヨタの中国における車両年産能力は92万台となる。トヨタ紡織も同日、内
   装部品を生産する長春市の新工場を稼働したと発表した。

    (5月15日 日刊工業新聞)


 22.中国市場 10年後に2500万台規模

 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、横浜市西区の本社で報道陣との懇談に応じ、中国で今後
  も堅調な自動車需要の伸びが見込めるとの見通しを示した上で、「これからも生産能力を積
  み増していく」とし、生産能力の増強を図る考えを示した。

   (5月15日 日刊工業新聞)


 23.タイでハイブリット車コスト抑制

   ホンダは、海外で初めてHV車の生産をする。モーターや電池などの基幹部品を日本から運
  びタイ・アユタヤ県の工場で「ノックダウン方式」で生産する。排気量は1300ccで、
  現地では「ジャズハイブリット」の名称で今夏に発売する。

    (5月18日 日本経済新聞)


 24.いすゞ 1トントラック参入    

  同社は排気量1900ccのディーゼルエンジンを新規開発し、15年をめどに積載量1―1・5
   トンの軽量小型トラック事業に参入する。小型トラックと軽トラックのすき間を埋める商
   品として国内外での販売を検討する。

   (5月23日 日刊工業新聞)

  25.トヨタ HV販売が400万台突破

  同社は、同社のハイブリッド車の累計世界販売台数が4月末までに400万台を突破したと発表。
   97年の発売以来、商品群を拡充しながら販売ペースを上げてきた。11年2月末に300万台を突
   破しており、1年2カ月という短期間で100万台を上乗せした。

   (5月23日 日刊工業新聞)

  26.マツダ  フィアットと提携

  同社は、伊フィアットとスポーツカー分野で協業すると発表した。マツダの「ロードスター」の次期
  モデルを、フィアット傘下の「アルファロメオ」ブランド向けに供給する。引き続き両社は
  欧州事業での協業拡大に向けて話し合いを続ける。

   (5月24日 日刊工業新聞)


  27. トヨタ 86 韓国に投入

    同社は、韓国で6月に「86」を販売。韓国市場で「カムリ」が好調なトヨタは現代自
   動車との競争が激化。25日に開幕する「釜山国際モーターショウー」を前に説明会で発表。今年
   10月~12月に「アバンテクーぺ」を現代自動車は販売すると発表。

     (5月25日 日本経済新聞)


  28.ベンツ日本 小型車スマートにEV追加    

   同社は、2人乗りの小型車「スマート」に電気自動車(EV)を追加し、予約の受け付
    けを始めたと発表した。外国車メーカーによるEVの国内投入は初めて。価格は295万円
    で、年内に納車を始める。

     (5月25日 日刊工業新聞)


  29.トヨタ 中国合弁ブランドでHV

  同社は、15年をめどに、第一汽車集団と広州汽車集団との合弁会社の各ブランドで、新
   ハイブリッド車を投入する。中国政府が技術移転を求めるHVとユニットの現地生産に加え、
   合弁ブランドでの車両開発に踏み込む。

   (5月28日 日刊工業新聞)


   30.HVトラックで真っ向勝負

  三菱ふそうトラック・バスが、小型ハイブリッドトラックを5年10カ月ぶりに全面改良して発売した。
   積載量2トンクラスでトップの燃費性能を実現すると同時に、外国メーカー製部品の採用
   拡大などでコストを抑制。

   (5月30日 日刊工業新聞)


  31.VW 走り出す電動化戦略

  同社の電動化戦略が形になってきた。ハイブリッド車では10年の「トゥアレグ」を皮切りに、今
   年はいよいよ北米の最量販車種「ジェッタ」にHVを設定。EVでも、13年に小型車「アッ
   プ」や「ゴルフ」のEVなど3車種を一気に生産開始する。

   (6月1日 日刊工業新聞)


  32.台湾で累計生産200万台

    トヨタは、台湾の生産拠点が6月2日にも累計生産台数200万台に到達すると発表した。
   開始して依頼26年間での達成となる。現地で「カムリハイブリット」を立ち上げるなど生産
   車種を拡大している。

     (6月2日 日刊自動車新聞)


  33.独メーカーが相次ぎEV投入

   独自動車メーカーが電気自動車を日本市場に相次ぎ投入する。年内にダイムラーの日本法人が
   2人乗りの超小型車「スマートフォーツー エレクトリックドライブ」の納車を開始。フォルクスワーゲンAG
   (VW)は超小型車「アップ!」と「ゴルフ」のEVを販売。

    (6月4日 日刊自動車新聞)


    34.トラックで自動走行実験

     日野自動車・いすゞ自動車は、自動走行実験を13年2月から実施。時速80Kmで安全に自
    動で隊列走行を検証する。ミリ波レーダーやカメラで車線・他車との距離を測定・調整しアクセルやブ
    レーキを制御する。国土交通省は衝突軽減装置を義務付ける方針。

      (6月5日 日本経済新聞)


  35.富士重 初のハイブリッド発売

  同社は、独自開発のハイブリッドシステムを小型SUV「XV」に搭載し、13年度にス
   バル初のハイブリッド車として発売する。このほど商品計画を販売会社に示したなかで、ハ
   イブリッド車の発売が明らかになった。

    (6月6日 日刊自動車新聞)


部品・用品  第330号 


   36.アルプス電気のスイッチ

    同社は、自動車のドアラッチやドアロック検知に最適なフィメールコネクタ端子付き2
   方向検出スイッチ「SSCLシリーズ」を開発。ターミナルアプリケーションに製品を差し込
   むだけで接続が可能で自動組立に対応している。

    (5月16日 日刊自動車新聞)


   37.トヨタ紡織 国内生産拠点を見直し

  同社は国内工場の再編に着手する。国内26工場で、生産ライン統合などを実施する。同社
    は内装部品メーカー3社が統合して04年に誕生したが、国内で重複拠点の整備が遅れていた。
    9月までに再編案をまとめる考えだ。

    (5月21日 日刊工業新聞)


   
  38.今年度のEV販売目標

  日産自動車と三菱自動車工業は、12年度の電気自動車の販売目標台数を、それぞれ前年度
   比73・9%増、同3倍に定めた。認知度向上のフェーズから普及促進フェーズに入ったと
   して、販売拡張を進める。

    (5月22日 日刊工業新聞)


  39.矢崎総業の充電コネクター

    同社は、電気自動車やプラグインハイブリッド車向け「チャデモ1.0」仕様に対応する新型
   の急速充電コネクターを開発。同コネクターは車両側の充電ポート接続時にレバー操作を必要
   とせず、ワンタッチで接続可能とした。

    (5月24日 日刊自動車新聞)


建機・農機 第330号 


  40.建機4社 13年3月期見通し 

    建設機械大手4社の13年3月期連結業績は増収増益見通しが大勢だ。油圧ショベルなど
    の12年度の世界需要動向は微増程度と見ているが、回復基調の北米市場や成長の続く東南
    アジア市場での収益増を目指す。

     (5月10日 日刊工業新聞)


   41.日立建機の油圧ショベル

    同社は、車両重量3~5tの小型油圧ショベル4機種をモデルチェンジし、「ZX U-5」シリーズ
   として発売すると発表。電子制御技術を導入した新エンジンと油圧システムを搭載、従来シリー
   ズより4~18%の低燃費化を図った。

    (5月13日 日刊工業新聞)


   42.日産フォークのフォークリフト

    同社は、リーチタイプバッテリー式フォークリフト(0.9~1.8t)の新型「アグレスRX」を
   発売。電気自動車で採用している高効率モーターを使い、従来車より3時間長い9.8時間の稼働
   を実現。クラストップレベルの小回り性能も達成した。

    (5月23日 日刊自動車新聞)


  43.コベルコ建機の油圧ショベル

    同社は、ボリュームゾーンの車両重量20tクラス油圧ショベルで、ハイブリッドシステムを導
   入した「SK200H」を発売する。機体の旋回・減速で発生するエネルギーをキャパシターにためて、
   油圧ポンプをアシストする。

   (5月24日 日刊工業新聞)


データ  第330号 


  44.昨年度産機受注 3年ぶり5兆円台に回復

  日本産業機械工業会がまとめた11年度産業機械受注額は前年度比24・9%増の5兆9270億円とな
  った。内外需とも増加し2年連続プラス、3年ぶり5兆円台に回復した。特に外需は「リーマン・ショック
  前の07年度実績に並ぶ水準まで伸びてきた」。

   (5月16日 日刊工業新聞)

  45.3月の機械受注 2.8%減の7463億円

  内閣府が発表した3月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標とされる「船舶・電力を
   除く民需」の受注額が前月比2・8%減の7463億円と、3カ月ぶりに減少した。一方、機械受注
   総額は同4・1%増の2兆2094億円と、増加した。

   (5月17日 日刊工業新聞)


  46.認証三ヶ月ぶり増

   国交省の発表によると、12年3月末工場数は、認証は前月比14工場増の9万2027で3ヶ月振りの
   増。指定は前月比12工場増の2万9364で11ヶ月連続の増となった。認証工場の新規は145、廃止
   は131。指定工場は新規46、廃止34。

     (5月21日 日刊自動車新聞)


  47.4月の4輪車国内生産 2.7倍    

  自工会がまとめた4月の生産・輸出実績によると、4輪車の国内生産は前年同月比2・7倍の
   79万9474台と7カ月連続で前年実績を上回った。66年の統計開始以来、過去最高の増加率となっ
   た。軽4輪乗用車の生産は4月として過去最高を記録した。

    (6月1日 日刊工業新聞)


  48.5月の新車販売 66%増    

   自販連と全軽協がまとめた5月の国内新車販売台数は、前年同月比66・4%増の39万4950台と
   8カ月連続で増加した。前年同月比の伸び率は登録車、軽自動車とも5月として過去最高。軽
   は販売台数も5月として過去2番目に高い水準だった。

    (6月4日 日刊工業新聞)

その他  第330号 


  49.豊田自工会会長 求められる手腕

  日本自動車工業会会長にトヨタ自動車の豊田章男社長が就任した。トヨタの現役社長が自工会会長を
   務めるのは1994―95年の豊田達郎社長(当時)以来、17年ぶり。自動車産業は円高や貿易自由化
   の遅れなどの“6重苦”にさらされている。

   (5月18日 日刊工業新聞)


  50.自機工が総会開

    日本自動車機械器具工業会は「2012年度通常総会」を開催。本年度は一般社団法人としての
   事業活動スタート。役員改選期に伴い執行部を一新。北川不二男理事長が退任し、後任に山口
   伸一郎副理事長が昇任した。

   (5月25日 日刊自動車新聞)

ニュース便覧 2012年6月号(通巻第330号) 

      
      平成24年6月6日編集
        編 集 委 員

委 員 長  滝本愼也 (有)滝本計器製作所
委   員  新保算章  旭産業(株)
委   員  山田勝己  三栄工業(株)
委   員   簡   恭   (株)東日製作所