きかいきぐ 第344号 


 1.ベッセルがドライバー7品

   同社は、電気工事や設備工事のプロ向けの「プロコンドライバーシリーズ」を発売。1本の軸
  で3タイプの刃先を持つ差し替え式プラスドライバー、輸入家具組み立てなどで使用するプラ
  ス刃先を両側に持つ差替軸が入ったドライバーセット。

   (9月5日 日刊工業新聞)


 2.前田金属 ドライバータイプのデジトルクセット

 同社は、小さなトルク管理に対応するドライバータイプのデジタル式トルクレンチの「ドラ
  イバーデジトルクセット」を発売した。先端のホルダーにビットを差し込んで使用するデジタ
  ル式トルク測定器で、目標トルクを音と光で知らせる。

   (9月6日 日刊自動車新聞)


 3.バンザイの埋設二柱式リフト

   同社は、3.5t埋設二柱式リフト「ラプラスリフト DPL-L35AZF」を10月から販売する。プレ
  ート・アーム兼用型の受台のスライドテーブルは、1300mm~1900mmでショートホイールベース
  車にも使用可能。

   (9月6日 日刊自動車新聞)


 4.前田金属工業のインパクトレンチ

  同社は、10月18日まで、「エアーインパクトレンチお得でいいよ!キャンペーン」展開。創業
 75周年セールの一環。エアーインパクトレンチ「AIS8330L」を特別価格で提供。前記レンチは耐
 久性とパワーに優れたツインハンマーを搭載する。

  (9月7日 日刊自動車新聞)


 5.前田金属工業 ラチェットドライバーセットにT型

 同社は、ラチェット機能付きのドライバー「T型ラチェットドライバーセット」を発売した。握りやすく力をかけ
  やすいT型グリップを採用。送り角8度のラチェット機構による作業性に加え、ビット切替式で自動車
  整備や工場での組立作業など幅広い用途で使用できる。

  (9月12日 日刊自動車新聞)


 6.イヤサカ 新製品内覧会

   同社は、「カロライナークイック42・カートロニックボディー計測装置X3内覧会」を本社トレーニングセンターで実車を使
  用して製品の構造や実際の修理現場を想定し紹介した。「高精度コンピューター・ボディアライメント計測シ
  ステム」プレージング溶接機などの説明も行なった。

    (9月13日 日刊自動車新聞)


 7.KTC 工具セット2アイテムを発売

 同社は、工具セットチェストタイプ「SK36813X」、工具セットチェスト+ローラーキャビネッ
 トタイプ「SK36813XX」を10月から発売すると発表した。同製品は、チェストタイ
 プ、チェスト+ローラーキャビネットタイプの後継品。

  (9月19日 日刊自動車新聞 )

 
 8.ベッセルがプロ用工具

  同社は、電線の被覆を剥がすプロ用工具「プロコンVA線ストリッパー」を発売。刃の深さをス
 ライド式つまみで調節できる。気温による被覆の微妙な硬さの変化に対応でき、芯線を傷つけな
 い。市場想定価格は1万2000円。

  (9月24日 日刊工業新聞)

カーアフター  第343号 


 9.上海問屋 空気圧モニタリングシステムを発売

 同社は自動車用タイヤ 空気圧モニタリングシステムを販売開始。車内にいながら常に4本のタイヤの空気圧を
  確認可能。ホイールの空気弁に取付けたセンサーで、空気圧を検知し電波で値を送信。シガーソケットに取り
  付けられた受信機でモニターできる。

  (9月26日 GAZOO.COM )


10.日本精機 ヘッドアップディスプレイ150万台達成

同社は、市場トップシェアを占めるヘッドアップディスプレイ(HUD)の販売で8月に累計販売台数150万台
  を達成したと発表した。HUDは、自動車のフロントガラスに車速、各種警告、簡易ナビなどの車
  両情報を表示するもの。

  (9月25日 GAZOO.COM )


11.日本クランツレの高圧洗浄機

  同社は、独クランツレ製の100V業務用高圧洗浄機「K-1122TST」を発売。駆動部の消耗が少な
 い4極低回転誘導モーターを採用。従来品の2極モーターに比べ50%回転を落とし、低音で耐久
 性を高めた。価格は16万8000円。

  (9月10日 日刊工業新聞)


カーメーカ  第343号 


12.三菱ふそう 小型トラック増産

   同社は、年内にも川崎製作所の小 型トラック組み立てラインの稼働を日中だけ操業の1直か
 ら昼夜交代の2直操業体制とする。現状比3割増の生産を計画している。中東市場の旺盛な需要
 に対応して増産する。

  (9月5日 日刊自動車新聞)


13.日産がミャンマー生産 

   同社は年内にもミャンマーで乗用車などの生産を始める。マレーシア系企業に生産を委託し、
 小型乗用車や「ピックアップトラック」と呼ぶ小型商用車などを組み立てる。ミャンマーは民主
 化で急速な経済発展が見込まれる。

  (9月16日 日本経済新聞 電子版)


14.トヨタ 部品値下げ要求

   同社が取引先部品メーカー各社に対し、13年度下期に上期比で1・0―1・5%の部品価
 格引き下げを要求したことが明らかになった。上期と同じ値下げ水準を維持し、トヨタは引き
 続き国内生産の競争力強化に努める。

  (9月16日 日刊工業新聞)


15.日産 調達段階からCO2抑制

   同社は国内外の一次取引先約3000社を対象に、部材の生産に伴うCO2排出量の削減目標を
 把握する取り組みを始めた。環境マネジメントシステムの構築をはじめとする目標を達成する
 ための計画や体制づくりも求め、CO2削減策を推進。

  (9月19日 日刊工業新聞 )


16.インドネシア向けダットサン発表

  日産自動車は、ジャカルタで「ダットサン」ブランドのインドネシア向けモデル「ゴー・プラス」を発表した。価
 格は1億ルピア(約85万円)以下に抑える。インドネシアの自動車市場をめぐっては、ダイハツ・トヨタ・ホンダ
 の日系メーカーが相次いで低価格車を投入している。

  (9月19日 日刊自動車新聞)


17.15年末に1.5倍

  トヨタ自動車は、アルゼンチンでの生産能力を現在の約1.5倍となる年間14万台に増強すると発表した。
 投資金額は約170億円。同地域の需要は今後も拡大する見通し。生産増強後の輸出台数を約
 11万台に増やす計画。

   (9月20日 日刊自動車新聞)


18.日産サニー年1万台

  同社は、15年からミャンマーで乗用車生産を始めると発表した。生産販売に関すし同国政府から認
 可を取得した。74億円を投じて工場を新設。当初は300人を雇用し、小型車「サニー」を生産
 するとのこと。

   (9月21日 日本経済新聞)


19.ダイハツ インドネシアで新型MT

   同社は小型車用に効率が良く、変速時の操作性に優れた新型の手動変速機を完成した。MT
 車比率が7割のインドネシアで、子会社の明石機械工業が14年にも量産に移行する。日本市
 場はMT車が縮小傾向で10年以上、刷新してこなかった。

  (9月23日 日刊工業新聞 )


20.ベンツ日本 車載システム診断士600人に

同社は、乗用車向けコンピューターの故障診断を担う社内認定資格者の人数を13年末に12年末比3倍
 の約600人に増やす。安全装備の性能向上で車載情報システムが複雑化したことが背景。販売店
 のアフターサービス担当者に資格の取得を促す。

  (9月24日 日刊工業新聞 )


21.自動運転時代へのルート

日産自動車は、米国カリフォルニア州でこのほど開催したグローバルイベントで、自動運転の最新技術を実
  演した。電気自動車『リーフ』をベースに開発した車両は、実験公開用の敷地内ではあるが、
  ヒトや他の車、障害物などにぶつからず自律走行する。

  (9月25日 GAZOO.COM )


22.マツダ 米アハと提携コンテンツ提供

同社は、運転者へ地理情報や娯楽コンテンツを提供する新システム「マツダコネクト」を今
  秋発売の量販車種「アクセラ」に標準装備すると発表した。近距離無線を介してスマートフォ
  ンと連動し、音楽やラジオを楽しめる仕組み。

  (9月25日 日刊工業新聞 )


23.フィリピンに日産が販社

  同社は、フィリピンに自動車販売会社を設立する。現在は現地資本の企業に販売・生産を委託して
 いたが、自社体制に切替えて需要増に対応する。販売力の底上げを通じて新興国市場の開拓を加
 速させる。

    (9月27日 日本経済新聞)


24.塗装ラインを刷新

  いすず自動車は、藤沢工場(神奈川県藤沢市)の塗装ラインを刷新する。中大型車用と小型車用
 の2本の塗装ラインを1本に集約し、小型車から大型車まで柔軟に対応できるラインを新設する。投資
 金額は約100億円。

   (9月28日 日刊自動車新聞)


25.プリウスPHV

  トヨタ自動車は、プラグインハイブリット車(PHV)の「プリウスPHV」を一部改良して販売。
 従来より価格を20万円下げ、伸び悩む販売をテコ入れすることにした。新しい価格は、285万円・
 300万円・320万円など。

   (10月1日 日本経済新聞)


26.来年300万台に減少

  トヨタは、14年の国内生産台数が300万台となる見通しを主要取引先に伝えた。駆込み需要の
 反動で、来春以降は販売が一定程度落ち込むと予想、生産も13年の計画比で35万台減らす。需要
 先食いに伴う一時的な落ち込みと分析する。

   (10月2日 日本経済新聞)

                

部品・用品 第343号 


27.独コンティネンタル IBMと提携


   同社は、米IBMと提携し、自動運転支援システム技術を拡大する。提携の核はインターネッ
 ト経由でソフトウエアなどを更新できる拡張性の高いクラウド・コンピューティング型の次世代
 車両基盤(プラットフォーム)の開発だ。

  (9月16日 日刊工業新聞)


28.パナソニック EV・PHEV用充電設備の販売

   同社は、従来のカーエレクトロニクス製品の販売・サービス事業に加え、新たにEV・PHEV用充
 電設備の販売設置事業を開始した。今回、新たにPCEの取引先である全国約4万店のカーエレ販売
 ルートへの設置推進を強化。

  (9月19日 GAZOO.COM )


29.カスタムジャパンのバッテリー

  同社は、二輪車用バッテリーのオリジナルブランド「プロセレクト」から。「デジタルディス
 プレイバッテリー」を発売と発表。本体に液晶画面を搭載。専用のテスターがなくても、ユーザ
 ー自身でバッテリー状態の把握を可能とした。

  (9月19日 日刊自動車新聞)


建機・農機 第343号 



30.極東開発工業のポンプ車


  同社は、車両総重量(GVW)11t車に17m級ブームを搭載したコンクリートポンプ車「ピストンコ
 ンクリートPY75B-17」を発表し発売した。新設計の17m級ブームと最大吐出量が毎時78立方メート
 ルのポンプユニットを搭載した。

  (9月14日 日刊自動車新聞)


データ  第343号 


31.車生産 一転増加へ


  国内自動車メーカー各社が2013年度の国内生産計画を上方修正する。全12社の合計値は期初より
 25万台増の約965万台。前年比でも1%増と当初の前年度割れ予想が一転して4期連続増と
 なる。期間従業員も3千人を超える。

   (9月25日 日本経済新聞)

32.認証 39増

  国交省の発表によると、13年7月末の工場数は、認証は前月比39増の9万1972工場で4ヶ月振りに
 増加に転じた。指定は増減無しの9493工場。専門認証工場は同59減の6086工場で62ヶ月振りの減少
 となった。

   (9月26日 日刊自動車新聞)

33.8月の自動車生産 国内4輪生産7.6%減


   自工会が発表した13年8月の生産・輸出実績は4輪車の国内生産が前年同月比7・6%減の
 68万487台で、12カ月連続の前年同月割れだった。軽4輪車が8月として過去最高を記録
 したが、小型4輪車が大幅に落ち込んだ。

   10日 日刊工業新聞 

34.新車販売9月17%増

  1日まとまった9月の新車販売台数は、前年同月比17%増の52万2760台だった。新型車効果で軽
 自動車と登録車共に2ケタ増だった。全国軽自動車協会連合会は「13年は7年ぶりに200万台を超え
 る可能性が大きい」との見方を示した。

   (10月2日 日本経済新聞)

    

その他  第343号 


35.国交省 FAINESとスキャンツールを連携

同省の自動車整備技術の高度化検討会は、最終報告書を発表した。報告書では、自動車整備
 業界のネットワークの中で既に活用が進んでいるFAINESを活用して、スキャンツールと連携した車両の点検整
 備を確実に実施するシステムを構築することを指摘。

  (9月11日 GAZOO.COM)

36.ドライブレコーダ導入で事故が4割減

全日本トラック協会は、ドライブレコーダの導入効果に関する調査を実施、その結果を発表した。
  導入効果については、事故が減ったと回答した事業所は69事業所あり、事故件数は、導入前と
  比較して、導入後は平均38%減少した。

   (9月13日 GAZOO.COM)


37.メ-カ-8社の社長が大学へ

  自工会は乗用車メ-カ-8社の経営幹部が大学へ出向き、学生らを対象に講演を行う。「大学
 キャンパス出張事業~経営トップが語るクルマの魅力」を実施すると発表した。トヨタの豊田章
 男社長が明治大学をトップに関東と関西の8大学を廻る。

  (9月20日 日刊自動車新聞)                                                                                                        

38.マツダ・テレマシステム

  マツダはスマホを活用した新しいテレマティクサービスを近く発売する新型「アクセラ」から
 搭載する。クラウドを活用して音楽やインタ-ネットラジオに加え、「フェイスブック」などSNN
 を含めたウェブコンテンツを利用可能とした。

  (9月25日 日刊自動車新聞)                                                                                                        
39.VGJ・在庫積み増し

  フォルクスワ-ゲン・Jは来春の消費増税にともない駆け込み需要の発生をにらみ、新車の供給
 体制を増強する。VW社から調達する車両台数を、通常期と比べ2割拡大する。VGJの新車販売台数
 は前年比14.3%増で過去最高水準で推移してる。

  (9月26日 日刊自動車新聞)                                                                                                        
40.自動運転車20年代にも

  「自動運転車」の実現が近づいている。日産は来月開幕するIT国際見本市で実演走行を公開。
  ホンダも無人で駐車ができる自動運転車を開発した。実用化には人工知能(AI)や高速データー処理
  など高速な技術が必要になる。

   (9月27日 日本経済新聞)

41.東レ 炭素繊維メーカーを買収

同社は、米国のラージトウ炭素繊維メーカーのゾルテック・カンパニーを買収することで合意したと発表した。
  自動車構造材向け炭素繊維の需要を開拓する。東レは、ゾルテックの全株式を1株あたり16.75ドル、
  総額約5億8400万ドル(約580億円)で取得する。

   (9月30日 GAZOO.COM   )

42.KCM ホイールローダーを発売

同社は、「特定特殊自動車排出ガス2011年基準」対応の新型ホイールローダ「Z7シリーズ」
  の新機種として、「70Z7」(バケット容量3.0立方米、運転質量14.2トン)の国内販売を、10月
  1日より開始する。

   (10月1日 日刊工業新聞 )             
                          


ニュース便覧 2013年10月号(通巻第343号) 

      
      平成25年10月2日編集
        編 集 委 員

委 員 長  滝本愼也 (有)滝本計器製作所
委   員  新保算章  旭産業(株)
委   員  山田勝己  三栄工業(株)
委   員   簡   恭   (株)東日製作所