きかいきぐ 第363号 


 1.バンザイ 伊高級システムキャビネット

  同社は、伊製高級システムキャビネットを販売する。高級感の色揃え、ドアはソフトクロー
 ジング機構を採用し、電動シャッターを備え、ツ-ルキャビネットはキャスタ-付で移動可能。
 標準仕様以外も多彩なバリエ-ションを用意した。
  (9月7日 日刊自動車新聞)                                                                                                                             

 2.ケルヒャージャパンのローラー

  同社は、床洗浄機「ケルヒャーフロアケアシステムEco」用のローラーパッド2機種を発売する
 と発表。「イエローパッド表面磨き用」と「ブラウンパッド表層剥離用」の二つ。業界唯一のロ
 ーラータイプとなる。
  (9月7日 日刊自動車新聞)


 3.東海電子 アルコ-ル検知器

  業務用アルコ-ル検知器メ-カ-の東海電子は海外事業を強化する。台湾でアルコ-ル検知器
 の機種を拡充するほか、アルコ-ルインタ-ロックをアメリカとオ-ストラリアに投入する。使
 用が義務化している海外市場に取り組む。
  (9月16日 日刊自動車新聞)


 4.バンザイが新製品

  同社は、30t大型車用埋設2柱リフト「折畳収納式キャタピラツインエース」を発売すると
 発表。15t+15tの能力を備え、小型トラックから大型トラック・バスに対応する。ホイー
 ルベースは2500~9000mmまで。発売は16年1月を予定。
  (9月17日 日刊自動車新聞)


 5.サンコーの下取りセール

  同社は、インパクトレンチなどの下取りセールを数量限定で展開する。差込角12.7mmのインパ
 クトレンチ「SA-1482」など3機種が対象。下取り機はメーカーを問わない。下取りを条件に値引
 きを行い、代替など需要喚起を図る。
  (9月19日 日刊自動車新聞)


 6.ポカヨケトルクドライバー拡充

  東日製作所は、小ネジの閉め忘れを防止するポカヨケトルクドライバーを拡充する。無線式ポ
 カヨケトルクドライバー(各3機種)を24日に発売した。アンテナ部の改良で送信距離は従来
 品の2倍向上。回路の改良により電池寿命も1.2倍に向上。
  (9月24日 日刊自動車新聞)


 7.日立オートモティブ エネルギー密度2倍超電池

同社は18年度までに従来比でエネルギー密度2倍以上の次世代リチウムイオン電池の量産技術
 を確立する。日立製作所が開発した要素技術をベースに生産コストの低減を両立する技術を開発
 する。
  (10月2日 日刊工業新聞)

 

 カーアフター 第362号 


 8.アクサルタのクリアコート

  同社は、スタンドックスブランドのクリアコート「スタンドックス ファーストリペアクリ
 ヤーK9450」とクロマックスブランドのプライマーサフェーサー「NS2602/NS2607ノンサンディ
 ングプライマー」を発売。
  (9月7日 日刊自動車新聞)


 9.ドライブレコーダー 販売台数は5割増

GFKジャパンは、15年の上半期のドライブレコーダーの販売動向を発表した。市場は製品の認
 知度上昇とともに拡大を続けており、15年上半期の販売台数は前年比50%増の29万台に達した
 とのこと。
  (9月9日 GAZOO.COM)


10.ミラー型フルHDドラレコ パパゴジャパンが発売

同社は、ミラー型のフルHD高画質ドライブレコーダー「GoSafe 372」を発売する。視野を妨げずに
 取り付けることができるミラー型のGセンサー搭載フルHDドライブレコーダー。130°超広角レン
 ズにより映像の湾曲を抑えた。
  (9月15日 GAZOO.COM)


11.日本精機 ヘッドアップディスプレー120万台へ

同社はフロントガラスに運転支援情報を表示するヘッドアップディスプレイで、18年3月期に
 15年3月期比約2倍の120万台の販売を目指す。安全意識が高まる中、HUDは高級車を中心に採用が
 進むと見られる。
   (10月6日 日刊工業新聞)


カーメーカ  第362号 


12.いすゞ タイで環境型ディーゼルエンジン生産

同社はタイで環境対応の新型ディーゼルエンジンを生産する。100億円以上を投じ、新エンジンの組み立て
 ラインを導入する。15年にも生産をはじめ、ピックアップトラックに搭載する。排気量を小さくした新エンジン
 に過給器を搭載。
  (9月9日 日刊工業新聞)


13.タクシーのスタンダードはワゴンに

 日産の『NV200タクシー』の商品企画を担当したLCV事業部グローバルコンバージョングル
 ープの吉井誠主担は「日産は、これからのタクシーのスタンダードはワゴンタクシーにシフト
 すると考えている」と述べた。
  (9月14日 GAZOO.COM)


14.トヨタの自動運転開発 グーグルとは違う

 同社のIT・ITS本部長である友山茂樹専務役員は、グーグルなどIT企業も開発を進めている自動
 運転技術について「無人配送車のような無人運転をめざすグーグルと、われわれは明らかにスタンス
 が違う」と述べた。
  (9月15日 GAZOO.COM)


15.ホンダ 今年度の国内4輪販売を下方修正

同社は、15年度の4輪車の国内販売計画を、期初当初と比べ6%減の72万5000台に引き下げる。
 市場の低迷や新型車の不振で販売の落ち込み。国内生産は海外モデルを生産することで計画を
 維持する方針。
 (9月17日 日刊工業新聞)


16.VW不正問題 部品メーカーは行方を注視   

同社によるディーゼルエンジン車の排ガス不正問題は、国内外の自動車部品メーカーにも影
 響を与えそうだ。ディーゼル関連部品を手がけるメーカーは、ディーゼル車に対する不信感が
 広がることを懸念。
  (9月25日 日刊工業新聞)


17.フォルクスワーゲン 不正車両1100万台

同社によるディーゼル車の排ガス不正操作問題が、ついにトップの辞意表明という事態に発
 展することとなった。拡大路線の裏で不正が行われていたことになり、対象車両は世界で1100万
 台に上るもようである。
  (9月25日 日刊工業新聞)


18.VW不正問題 米環境保護局が検査強化

VWの排ガス規制不正回避問題が自動車業界に波及してきた。米環境保護局が、実際の走行に
 近い条件で試験するなど検査を強化すると発表した。EUも同様に来年1月からディーゼル車の
 検査を厳しくする。
  (9月28日 日刊工業新聞)


19.VWのディーゼル不正 対象エンジンが拡大

  世界を揺るがす大問題に発展したフォルクスワーゲングループによるディーゼルエンジンの排出ガス試験
 での不正問題。対象となるエンジンが、拡大することが判明した。これは9月28日、スイス道路交通
 局が明らかにしたもの。
  (10月1日 GAZOO.COM)


20.トヨタ 年内にITSコネクトを実用化

同社は、ITS専用周波数による路車間・車車間通信を利用した運転支援システム「ITSコネクト」を、世界で
 初めて実用化すると発表した。近く発売する車種を皮切りに年内に3車種に展開。順次、搭載車種を
 拡大する。
  (10月1日 日刊工業新聞)


21.ホンダ FCVの市販モデルを世界初公開

同社は、開幕する「東京モーターショー」で燃料電池車(FCV)の市販予定モデルを世界初公開す
 る。燃料電池スタックを小型化し、市販FCVとして初めてセダンのボンネット内にパワートレイン
 を搭載し5人乗りを実現した。
  (10月1日 日刊工業新聞)


22.トヨタ 日産 ホンダ 支給材価格を引き下げ

自動車大手が、15年度下期に部品メーカーなどに卸す鋼板価格を軒並み引き下げることが関
 係者の話で明らかになった。トヨタ自動車が1年ぶりに支給材価格をトン当たり6000円引き下げ
 るとのこと。
  (10月1日 日刊工業新聞)


23.トヨタ 20年にも自動運転車を商品化

同社は、20年頃に高速道路での自動運転車を商品化すると発表した。これまでの車線維持に加
 え、合流、分岐、車線変更も自動で行う。「高速の入り口から出口まですべての操作を自動で実現で
 きた」と話した。
  (10月7日 日刊工業新聞)


部品・用品  第363号 


24.豊田合成 燃料キャップレス装置開発

同社は、自動車の燃料キャップの開閉操作が不要となる装置「燃料キャップレス装置」を開発し、量産を
 始めた。日本の車部品メーカーによる量産は初めて。給油ノズルを直接差し込むと給油口が開き、抜くと
 閉まるとのこと。
  (9月4日 日刊工業新聞)


25.マブチモーターのパワ-ウィンド-M

  同社は、新型のパワ-ウィンド用モ-タ-「GD-558RE/LE」の発売。高トルク化と小型・軽量
 化を図り燃費の改善とコスト低減に貢献する。欧米自動車メ-カ-の要求する拘束トルク性能や
 コネクタ-位置、DIN形状出力軸に対応した。
 (9月7日 日刊自動車新聞)                                                                                   


26.三菱電機 自動運転システムを早期確立   

 同社は緊急時を除き全ての運転操作を自動車が行うレベル3の自動運転技術を早期に開発し、17―
 18年をめどに一部の運転支援システムの量産化を目指すと公表。すでに公道実験を開始し、構成部品は国
 内で生産する。
  (9月18日 日刊工業新聞)


27.日本ケミコン キャパシターをホンダ2車種に搭載

同社が開発した電気二重層キャパシターがホンダの小型ステーションワゴン「シャトル」
 と小型セダン「グレイス」に採用された。燃費改善のためのアイドリングストップシステムに
 使われる。ホンダ車への採用実績は今回で計4車種となる。
(9月29日 日刊工業新聞)


                                                       

建機・農機  第363 


28.コマツのフォークリフト

  同社は、昼休みや休憩時間に急速充電できるバッテリー式フォークリフト「FE30-1」を発売。
 1時間でバッテリー容量を最大80%まで回復できるため、1日の稼働時間を大幅に延ばせる。価格
 は584万円(消費税抜き)。
  (9月4日 日刊工業新聞)


29.日立建機の振動ローラー

  同社は、燃費低減と整備性向上を実現した振動ローラー4機種を発売する。新たに直噴式エン
 ジンを搭載し、従来機種より大幅に燃費を低減。同エンジンよりマフラーフィルターが不要になり、
 整備の手間がなくなる。
  (9月16日 日刊工業新聞)


30.コマツ小山工場 技能トレーニングセンタが完成

同社は、国内主力工場のひとつである小山工場敷地内に、「技能トレーニングセンター」の建屋を
 新設した。コマツは技能伝承や技能向上教育のため、国内主要工場に技能トレーニングセンターを
 設置したもの。
  (9月19日 日刊工業新聞)


31.日立建機 ミニショベルをモデルチェンジ

同社は、後方超小旋回型ミニショベル「ZX30U-5B/ZX35U-5B/ZX40U-5B/ZX50U-5B」を発売したと発
 表した。従来の優れた作業性・操作性、快適な居住性、容易な整備性を踏襲し、排出ガス規制に対応
 したとのこと。
  (9月25日 GAZOO.COM)


32.日立建機新型ミニホイールローダ発売

同社は、新型ホィールローダー「ZW-5」シリーズに「ZW30-5B」を設定して発売すると発表。排出ガス
 対策型建設機械3次基準に適合したミニホィールローダーで、作業性能、オペレーターの快適性など
 を改良した。
  (9月26日 GAZOO.COM)


33.コマツ 米スカイキャッチに出資

同社は、ドローンによる測量を手がける米スカイキャッチに出資したと発表した。出資額は数億円とみられ
 る。出資比率は5%未満となる。既にICTを活用して建設現場の工程全体を支援する新事業で同社のド
 ローンを活用。
 (10月1日 日刊工業新聞)


34.コマツ 土木工事計画のシミュレーション技術開発

同社は土木工事の施工計画を自動生成するシミュレーション技術を開発したと発表した。工
 事で削ったり、運んだりする土量を推計して、油圧ショベルやダンプなどの建機の台数を提案する
 もの。
  (10月5日 日刊工業新聞)

データ  第363号 


35.国内市場見通し 499万台は厳しい

一般社団法人日本自動車工業会の池史彦会長は定例記者会見で、15年度の国内新車市場につ
 いて、これまでの自工会予測である499万2000台(前年度比6%減)への到達が厳しい状況との
 認識を示した。
  (9月17日 GAZOO.COM)


36.中小設備投資 リーマン前水準を上回る

商工中金が発表した中小企業設備投資動向調査によると、15年度に設備投資計画がある企業
 割合は43・6%で、6年連続で前年度を上回った。15年1月の調査時点から12・3ポイントも改善して
 いる。
 (9月30日 日刊工業新聞)


37.自動車輸出 3か月ぶりのマイナス

一般社団法人日本自動車工業会が発表した15年8月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸
 出台数は前年同月比0.1%減の32万2494台となり、3か月ぶりに前年同月を下回った。乗用車が同
 0.1%増、トラックは同0.6%減、バスは同4.0%減。 
  (9月30日 GAZOO.COM)


38.軽自動車販売 減少止まらず

全国軽自動車協会連合会は9月の軽自動車新車販売台数を発表した。それにによると、前年
 同月比14.7%減の17万3573台で、9か月連続のマイナスとなった。車種別では、乗用車が同14.3%
 減の13万9947台。
  (10月1日 GAZOO.COM)


39.認証と指定 ともに増加 

国交省の発表によると、15年8月末の工場数は、認証工場が前月比25増の9万2161工場。指
 定工場は2万9761で19増。専門認証工場は6662工場で25ヶ月連続の増加。前年同月と比べると
 認証は49減、指定は136増、専門認証は250増。
  (10月1日 日刊自動車新聞)


そ の 他  第363号 


40.車輪脱落事故2.4倍

  国交省はH26年の大型車のホイ-ル・ボルト折損による車輪脱落事故の発生状況を公表した。
 事故は45件起き前年比2.4倍に急増、人身事故4件起きている。同省ではタイヤ交換などで車輪
 脱落する際の注意事項を全作業者に周知する。
  (9月7日 週間タイヤ新報)


41.デバイス各社 レーザースキャナーの実用化加速

 自動車部品や電子デバイス各社が、完全自動運転や高度な運転支援向けの高精度センサー「レーザ
 ースキャナーー」を1―2年をめどに相次ぎ実用化する。数センチメートル単位の精度で数十メートル
 先の物体を検知する。
  (9月8日 日刊工業新聞)


42.円安定着で国内回帰

  ホンダは国内市場向け新型50cc原付スクータ-「ジョルノ」の国内生産を開始した。ベトナム
 で生産中の国内市場向け「ダンク」と「タクト」も順次、熊本製作所に生産移管する。今後50cc
 生産比率を1割から8割まで上げる。
  (9月12日 日刊自動車新聞) 


43. ミライトが参画

  ミライトと日産自動車が中心となり行う「H27年超小型モビリティー実運用調査」へ参画する。
 東京23区内の事業所間の新たな移動手段として超小型電気自動車EVを活用し、カ-シェアリング
 など事業化を視野に入れデ-タを蓄積する。
  (9月15日 日刊自動車新聞)


44.自動運転に立ちはだかる「巨大な壁」

 完全自動運転の実現には二つの壁がある。運転を人工知能に任せていくと、人間はほとんど何
 もしなくてもいいのに、運転への監視は続けなくてはならない本末転倒の状況が生まれるという
 もの。
  (9月15日 日刊工業新聞) 

45.自動運転実験プロジェクト 世界各国で開始

世界各国で大規模な自動運転実験プロジェクトが動き始めている。実験専用に町をつくった米
 ミシガン大学のプロジェクトには日本の車大手3社も参加している。自動運転の創出する市場はま
 さしく巨大だ。
  (9月23日 日刊工業新聞)

   

46.日立 米国の自動運転プロジェクトで試験

同社は、米国ミシガン大学のモビィリティ・トランスホーメーション・センター(MTC)が今年7月
 に開設した自動運転車やコネクテッドカー走行実験プロジェクト「Mcity(Mシティ)」で、9月から市
 街地を想定した走行試験を開始した。
  (9月26日 GAZOO.COM)


47.日立建機 早期退職者募集を実施

同社は、早期特別退職者の募集を始めると発表した。国内の全部門から募集し、人数は定めな
 い。中国など新興国での建設機械需要が低迷しているため、国内人員を減らして構造改革に取り
 組むとのことと。
  (9月30日 日刊工業新聞)


48.ロービーム検査でトラブル

  国の自動車検査場(車検場)で新たなヘッドライト検査がうまくできず、国土交通省が自動車
 検査独立行政法人に改善を指導した。下向きでの測定ができないトラブルがあり、混雑を避ける
 ために、当面は上向きでの測定での合否を認めた。
  (10月5日 日刊自動車新聞)

ニュース便覧 2015年10月号(通巻第363号) 

      
      平成27年10月7日編集
        編 集 委 員

委 員 長  滝本愼也 (有)滝本計器製作所
委   員  新保算章  旭産業(株)
委   員  山田勝己  三栄工業(株)
委   員   簡   恭   (株)東日製作所