きかいきぐ 第367 


 1.エムケー精工の洗浄機

   同社は、コンパクト洗浄機「スターフレッシャー」を発売。据え置きタイプでは最小クラ
  スとなっている。旧モデルに比べ、堅牢性やモーター変更など性能を向上させた。そのため
  本体の高さが40mm、重量は10kg増えている。
  (2月4日 日刊自動車新聞)


 2.安全自動車 ヘッドライトテスター発売

   同社はカラー画像処理方式の手動ヘッドライトテスター「HLI―215」を発売した。カラーカメ
  ラを採用しており、ハロゲンランプやHID、LEDなどの色味を捉えることができる。受光部とモニ
  ターの上下昇降は電動式を採用。
   (2月8日 日刊自動車新聞)


 3.東日製作所のトルクレンチ

   同社は、単能型トルクレンチの7シリーズの212製品をモデルチェンジして発売。締め付け
  る力であるトルクを調整する際、キャップの開閉が不要になり、また調整工具が小型化する。
  価格は従来通りで、9250円(消費税抜き)から。
  (2月17日 日刊工業新聞)


 4.KTCが作業工具1000種

   同社は、16年中に主力の作業工具ブランド「ネプロス」のラインアップを倍増。同社の工
  具はプロのメカニックや自動車整備、機械組み立てなどの作業現場で評価を得ている。今後
  はアイテム数の増加で若年層などの顧客獲得を強化する。
  (2月24日 日刊工業新聞)


 5.溶接条件を簡単に設定

   ヤシマのスポット溶接機「YSI-25ZEプロフェッショナル」は、最大出力1万2500A、
  最大加圧力は760daNの最上級モデル。ヤシマ独自の「バーコードソリューション」で自
  動車メーカーが推奨する溶接条件を簡単に設定できる。
  (2月24日 日刊自動車新聞)


 6.全自動フロンガス交換機

   ヤマダコーポレイションの「RSA-700シリーズ」は、フロンの回収、真空引き、オイル、蛍光剤、ガスの充
  てんを行う高機能型全自動交換機。電子制御システムによる冷媒、オイル、蛍光剤を自動計量充
  てんする機能に加え、冷媒回収時に抜けたオイルも計算する。
   (2月24日 日刊自動車新聞)


 7.ビユテーの洗車機

   同社は、ディーラー・レンタル業界向け洗車機の「NewT-X(ニュートエックス)」に、創業50周年
  を記念した特別オプションとしてガラス系コーティングを搭載した。新車納車時に施されている
  コーティングのメンテナンスとしても利用が可能。
   (2月26日 日刊自動車新聞)

 カーアフター 第367号 


8.クラリオン 警告するシート搭載のスピーカー

同社は、シートに搭載して、接近車両などを振動で警告できる新型スピーカーを開発した。独自の音響
 信号処理や設計技術により、1台で振動と音の両方を出せることが特徴。安全運転技術として、提
 案を始めた。
  (2月9日 日刊工業新聞)


 9.サンワサプライ デジタル内視鏡を発売

同社は、クルマの内部や配管などの狭い場所を確認できる、3.5インチディスプレイ搭載のUSB充電式デジ
 タル内視鏡「400-CAM050」を発売した。クルマの内部など、肉眼では確認できない狭所などを見ること
 ができるとのこと。
  (2月16日 GAZOO.COM)

カーメーカ  第367号 


10.マルチスズキの決算 純利益は27%増

  同社は15年度10-12月期の決算を公表した。それによると売上高は1476億7700万ルピー(約2630
 億円)。前年同期の1226億3100万ルピーに対して、20.4%増と、2桁の伸びを示す。純利益は前年同期
 対して、27.1%の増益。
  (2月3日 GAZOO.COM)


11.トヨタグループ8社 6社が増収営業増益

  同グループ8社が発表した15年4―12月期連結決算は6社が増収、7社が営業増益だった。北米市場
 が全体の業績をけん引した。日系自動車メーカーが販売を増やしている中国市場や為替の円安も業
 績に寄与した。
  (2月4日 日刊工業新聞)


12.トヨタの今期見通し 最高益更新

  同社は、16年3月期連結決算予想の当期純利益を15年11月公表値比200億円増の2兆2700億円
 (前期比4・4%増)に上方修正したことを明らかにした。主な要因は中国の合弁事業の収益性が向上
 し、利益を上積みしたことによる。
  (2月8日 日刊工業新聞)


13.UDトラックス 中型車の国内生産撤退

  同社は、日本国内での中型トラック生産から撤退すると発表した。今後はいすゞ自動車からOEMで調
 達し、17年をメドに国内で販売を始める。UDは中型トラックの国内シェアが6%程度にとどまっている。大型
 の開発・生産に注力する。
  (2月17日日本経済新聞)


14.ボルボ 17年に自動車のキーを完全廃止

  同社は、自動車のロック解除エンジン始動に欠かせないキー。このキーを完全に廃止した車が、
 17年に登場することとなったと発表した。 「17年、ボルボは車のキーを完全に廃止する世界初の自
 動車メーカーになる」とのこと。
  (2月21日 GAZOO.COM)


15.日産 追浜工場を2直化

  同社は、8月にも追浜工場の操業を、昼のみの1直から昼夜の2直体制にする。期間従業員を数
 百人規模で採用する。主力小型車を新たに生産するのに伴い、生産量が大幅に増加することから
 2直化に踏み切る。
  (2月22日 日刊工業新聞)


16.スズキ 湖西ライン更新

  同社は、軽自動車を生産する湖西工場を刷新すると発表した。3本ある車両組み立てラインの
 1本を3月中に休止し、18年の稼働をめどに更新する。スズキの国内車両工場への大型投資は08年
 以来となる。
  (2月25日 日刊工業新聞)


17.ホンダ 18年度に4輪国内生産90万台へ

  同社は、18年度にも4輪車の国内生産を90万台半ばとする方針を明らかにした。開発体制を改
 め、電動化技術に経営資源を集中、30年までに電動車両の販売比率を3分の2とする長期目標も併
 せて示した。
  (2月25日 日刊工業新聞)

部品・用品  第367 

                                                                     

18.日立オートモティブ 公道で自動走行実証

同社は、茨城県ひたちなか市の常陸那珂有料道路でクラリオンと共同で開発した自動走行システムの走
 行実証実験を実施すると発表した。実施期間は22―26日で、自動運転レベル2に相当する自動走行を
 実証する。
  (2月10日 日刊工業新聞)

19.パナソニック ドアミラー代替車載カメラシステム

  同社は、自動車のドアミラーを、車載カメラとモニターの組み合わせで代替する新システム開
 発に着手したと発表した。広角で明暗差がある場面も映せる高機能カメラをドアミラー位置など
 に設け、映像を車内モニターで表示。
  (2月17日 日刊工業新聞)

                                                   

建機・農機  第367 


20.日立建機 新型ホイールローダ2機種を発売

  同社は、新型ホイールローダZW-5シリーズとして、ZW40-5B、ZW50-5Bを発売する。パワートレインには、実績のあ
 るハイドロ・スタティック・トランスミッション(HST)システムを採用し、アクセルワークひとつで車両の速度をコントロールすることが
 可能となることのこと。
 (2月3日 GAZOO.COM)


21.クボタの新型コンバイン

  同社は、国内特殊自動車3次排ガス規制に適合したディーゼルエンジン搭載の普通型コンバイ
 ン「ERH450」を発売する。農業に高い意欲を持つ担い手農家向けで、大豆や麦、そば、雑穀な
 どを収穫する事が出来る。
  (2月4日 日刊工業新聞)


22.UDトラックスの除雪車

  同社は、岩手県盛岡市内で開催される「ゆきみらい2016in盛岡」内の除雪機械展示・実演会
 に大型トラック「クオン」をベースとした大型総輪駆動除雪車を出展すると発表。フロントに
 3折れプラウなどを備え、低回転・高トルクを生みだす。
  (2月9日 日刊自動車新聞)」


23.日立建機のホイールローダー

  同社は、標準機より燃料消費量を最大20%低減できるハイブリッドホイールローダー
 「ZW220HYB-5B」を発売する。運転質量18.18tと中型ホイールローダーでハイブリッド機の発
 売は国内初となる。価格は4522万円(消費税抜き)。
  (2月19日 日刊工業新聞)


24.コマツがミニショベル

  同社は、特定特殊自動車排出ガス規制法14年基準に適合した超小旋回ミニショベル「PC58UU
 -6」を発売。粒子状物質除去装置など環境対応技術を備えた新型エンジンにより、窒素酸化物
 と粒子状物質を大幅に低減した。
  (2月24日 日刊工業新聞)


データ  第367号 


25.乗用車メーカー8社 6社が営業増益

  同8社の15年4―12月期決算は、6社が営業増益となった。国内販売の低迷を北米の増販で補った
 ことと円安も各社の利益を押し上げたが、為替効果の息切れ感が鮮明で、新興国市場も低迷し、
 収益環境は厳しい。
  (2月11日 日刊工業新聞)


26.ロシア新車販売 29%減の8万台

  欧州ビジネス評議会は、1月のロシアにおける新車販売の結果を公表した。それによると商用車
 を含めた総販売台数は、8万1849台となり、前年同月比は29.1%減と、13か月連続で前年実績を下回
 ったことになった。
  (2月17日 GAZOO.COM)


27.米誌番付 首位はアウディ‐ スバル2位

  コンシューマー・リポートのブランドの16年版ランキングで、トヨタ自動車の「レクサス」が総
 合3位と後退。首位は「アウディ」。2位は富士重工業の「スバル」。「ポルシェ」(4位)、「BMW」(5位)など
 ドイツの高級車ブランドを抑えて健闘した。
  (2月26日 日刊工業新聞)


28.認証減も指定は増 

  国交省の発表によると、16年1月末の工場数は、認証工場が前月比45減の9万2162工場。指定
 工場は2万9816で6増。専門認証工場は6745工場で17件の増加。前年同月と比べると認証は100減、
 指定は114増、専門認証は247増。
  (3月3日 日刊自動車新聞)

そ の 他  第367号 


29.バス火災の半数は点検整備不十分

  国交省では、11年から14年に発生したバス火災事故58件について、出火原因を分析したと発表し
 た。それによると、「点検整備不十分」が25件、また「整備作業ミス」が11件と全体の約6割を占めてい
 ることが分かった。
  (2月17日 GAZOO.COM)


30.旭化成 音声認識で起動・音量調整

  同社はインターネットに接続することなくカーオーディオの起動や操作を声で行えるボイスコマンド技術を開発。
 年内に量産を始める。開始ボタンを押す必要がなく、トリガーワードと呼ぶ特定の言葉を認識してカーオーデ
 ィオを起動する。 
  (2月29日 日刊工業新聞)                                                  

ニュース便覧 2016年3月号(通巻第367号) 

      
      平成28年3月2日編集
        編 集 委 員

委 員 長  滝本愼也 (有)滝本計器製作所
委   員  新保算章  旭産業(株)
委   員  山田勝己  三栄工業(株)
委   員   簡   恭   (株)東日製作所