機 械 器 具 2009年3月号(第297号)

        
1.試作から生産まで対応

 東日製作所は、圧電振動ジャイロを搭載したデジタ
ルトルクレンチの2シリーズを改良し、自動車部品やエンジンな 
どの試作から生産まで1機種で対応するCTA2シリーズ
として発売。締め付け始めてから、座面が密着す
るのに必要なトルクの設定値越すと角度測定がスタート。

(2月13日 日刊工業新聞)
2.三協リール 産学協同で開発
 
同社は、大阪芸術大学と共同で製品開発に乗り
出す。開発担当者を同大に派遣、技術指導し学生
を開発部門に受け入れ研修する。学生から製品案
やデザインなどを募集し、商品化するなどして、
自動車関係以外の製品を増やし事業基盤を強化。

(2月19日 日刊自動車新聞)
3.潤滑油回収機に新製品
 
 ヤマダコーポレーションは、自動車用変速機の
潤滑油を交換する「ATF/CVTチェンジャー」と「全
自動フロンガス回収再生装置」を発売。無段変速機
と自動変速機の潤滑油交換時、装置配管内に残る新
油を再度容器に回収し、使用効率を上げた。

(2月27日 日刊工業新聞)
4.モニターキャンペーン
 
 デンゲンは、展示車両用バッテリー管理装置「
ディスプレイマン」をディーラー本社向けに一ヶ
月間無料貸し出しキャンペーン開始。スタッフの
作業負担を軽減する同製品のシステムや取り付け
の容易さなどを体感してもらい、販売拡大を狙う。

(3月4日 日刊自動車新聞)
5.イヤサカのオパシメータ

 同社は、黒煙測定機能を充実させたオパシメー 
タ「ALTAS-5100D」を発売。ワイヤレス機能を採
用し、手元でテスターの操作と指示値の確認を可
能とした。検出部の掃気ファン制御を実現、騒音
と耐久性を両立している。

(2月10日 日刊自動車新聞)
6.アライメント整備対応リフト
 
 イヤサカは、使い易さをテーマに開発した高精
度・低価格で工事不要の床上設置とピット埋設設
置の両方に対応する標記リフト「マクロススーパ
ーローMUL27G」発売。アライメント整備機器の導
入モデルと位置付ける。

(2月16日 日刊自動車新聞)
7.電動工具,海外移管

 日立工機は国内で生産する電動工具の3割(
台数ベース)を、中国や台湾などの子会社生産に
切り替える。加えて国内子会社で受け持つエンジ
ン工具も中国への大規模移管の可能性を検討。急
速な円高に合わせ、海外生産範囲拡大で収益確保

(2月19日 日刊工業新聞)
8.イヤサカの表示操作端末

 同社は、車検検査ラインの測定データと結果を
液晶画面に表示する「IDIS」用の表示操作端末「
I・メーター」を発売。ライン用制御盤とI・メー
ターが無線LANによりリアルタイム通信を行い、測
定値や合否の結果を表示する。

(2月23日 日刊自動車新聞)
9.ベッセルのレンチ
 
 同社は、「レインボールL型レンチ」を発売。
ボルト・ナット締め付け作業用のウルトラボー
ルL型レンチをサイズごとに色分けし、判別しや
すくした。レンチの短辺をより短軸仕様にし、
従来品より狭い個所での使用を可能にした。

(2月28日 日刊自動車新聞)
10.塗装ブ−スメンテ開始
 
 イヤサカは、イタリアのブローサム社とドイツ
のルトロ社の塗装ブースのメンテを開始した。輸
入販売会社の輸入権と営業権を引き継いだもので、
当面はメンテナンス中心に展開、要望に応じて販
売も行う。

(3月2日 日刊自動車新聞)


カ ー アフター2009年3月号(第297号)


11.整備工場の二分化発生
 
 矢野経済研究所は、今後補修部品市場は縮小傾 
向となるが、将来展望として故障診断システムの
必要性を強調。総合診断システムを導入する整備
工場と必要最低限の故障診断機を導入する工場に
二分化するアフターサービスの業態変化を予測。

(2月10日 日刊自動車新聞)
12.電子整備の取り組み強化
 
 日整連は、安全や排ガスなどの規制強化に対応
した電子制御装置のデーターを読解するスキャン
ツール(外部診断装置)の普及・活用を本格化さ
せる。同装置は自動車メーカーの情報開示が不可
欠なため、まず整備情報の実態調査から着手する。 

(2月18日 交通毎日新聞)
13.富士通テンのレコーダー
 
 同社は、業務用ドライブレコーダー「アヴィア
スレコーダーG300シリーズ」を発売する。ベーシ
ックタイプ、全地球測位システム付き高機能タイ
プなど3種類ある。衝撃を検知した前後の映像だ
けでなく、常時記録できる機能も加えた。

(2月19日 日刊工業新聞)
14.クラリオン・ITS対応ナビ
 
 クラリオンは、三菱自動車がITS実験用のた
めに開発した「iスマ−トウェイ」と「デリカD
:5」にITS対応のカ−ナビと車載カメラシステ
ムを供給した。画像と音声により運転支援情報を
提供する。

(3月27日 日刊自動車新聞)


カ ー メ ー カ 2009年3月号(第297号)


15.マツダ 当期赤字130億円

 同社は、09年3月連結業績予想を下方修正した。 
売上高は前年予想比4500億円減少の2兆5500億円
(前年度は3兆4757億円)に、経常損益は同1050
億円減少し150億円の赤字、当期損益は同630億円
減少し130億円の赤字、(同918億円の黒字)。

(2月5日 日刊工業新聞)
16.三菱自 当期赤字600億円

 同社は、09年3月連結業績予想を下方修正した。
売上高を前年予想比3500億円減の2兆100億円(前
年度比2兆6821億円)に、経常損益は同630億円減
で200億円の赤字、当期損益は同800億円減で600億
円の赤字、(同347億円の黒字)となる。

(2月5日 日刊工業新聞)
17.トヨタ 当期赤字3500億円

 同社は、09年3月期連結決算の当期純損益予想を
08年12月公表時の500億円の黒字から3500億円の
赤字に下方修正したと発表した。販売不振や円高が
響き、過去最高を記録した08年3月期の1兆7178億円
から一変する。

(2月7日 日刊工業新聞)
18.クルマに「自分らしさ」を

 同社は、「自分らしさ」にこだわる顧客層を開
拓する新プロジェクト「デコクレ」の展開を始めた。第1
弾は女性をターゲットに小型車ビッツの特別仕様車を発
売。内装をプロジェクトのコンセプト「パリの小部屋」の世
界観をシートや白板調のフロア―マットなどで表現した。

(2月10日 日刊工業新聞)
19.ホンダ、マザー工場に位置付け

 同社は、埼玉県寄居町に建設する4輪車新工場
(寄居工場)で、小型車「フィット」や海外向け高級
車「アキュラ」など複数車種を生産する。同工場は11
年度以降に稼動を延期したが、9月までに生産開始
時期など詳細を詰め、低コスト高品質生産を目指す。

(2月10日 日刊工業新聞)
20.日産 新車の投入2割削減

 同社は、新車投入の2割削減などを盛り込んだ5
カ年中期経営計画「日産GT2012」の見通し策を正式
発表した。景気後退や円高で業績が低迷する中、商
品投入計画や増産投資を大幅修正する。モロッコ新工場
計画を中断、インド新工場は規模を縮小。

(2月11日 日刊工業新聞)
21.新燃料電池車を開発

 ホンダは15年度にも市場投入を狙い燃料電池車
(FCV)の新モデルを開発する。日米で08年にリース発
売した現行のFCV「FCXクラリティー」をベースに機能の絞
り込みを行い、将来の年間1万−2万台の生産を見
据えたコストダウンに取り組む。

(2月11日 日刊工業新聞)
22.日産 当期赤字2650億円

 同社は、09年3月期連結業績見通しを下方修正し
た。カルロス・ゴーン社長が2000年6月に就任して以来初
の赤字に転落する。下方修正は08年10月31日に続き
2度目売上高は前回予想比1兆3000億円減の8兆3000
億円(前年度比23.3%減)。

(2月11日 日刊工業新聞)
23.シビックに「アシモの技」

 ホンダは、11年発売を目指し開発中の4輪車「シビ
ック」に二足歩行ロボット「アシモ」の技術を初めて導入
する。2足歩行の優れた姿勢制御技術を車両姿勢
制御に活用し、安全性の向上につなげる。シビックに
搭載する車両姿勢安定装置に使う制御技術に採用。

(2月17日 日刊工業新聞)
24.安全研究車を公開 ホンダ

 同社は、25−28日に開かれる「ITS−Safety10」
(ITS推進協議会主催)の公開デモンストレーションで予防
安全運転支援装備を搭載した先進安全研究車を一
般公開と発表。ミニバン「オデッセイ」ベースの研究車は、
国土交通省が推進するシステム「スマートウエイ」等を装備。

(2月20日 日刊工業新聞)
25.日産 42年ぶり100万台割れ

 同社の09年度の国内生産が約42年ぶりに100万台
の大台を割り込む見通しに。主要取引先に非公式に
提示。国内標準生産能力に対して40万台以上の余剰
が生じることに。系列部品メーカーを含め、日産グループ
は一段の損益分岐点の引き上げを迫られる。

(2月20日 日刊工業新聞)
26.ホンダ・8年ぶりプラス

 同社は、09年国内販売目標を3万台増の60万台と
したと公表。話題となったハイブリッド車「インサ
イト」の好調より「フィット」で車名別年間販売台
数の首位を維持し、「フリ−ド」でミニバン部門の
1位をめざす。

(2月27日 日刊自動車新聞)
27.低公害車優遇税制や高速道千円

 09年予算案と関連法案が2月27日衆議院本会議
で可決、参議院に送付された。このため関連法案
の3月中の採決により、ハイブリッド車の重量税、
取得税免除などの優遇税制を4月1日から適用可能
性が大となった。

(2月28日 日刊自動車新聞)


部 品 ・ 用 品 2009年3月号(第297号)


28.車・電機の合従連衡進む

 東芝とフォルクスワーゲン(VW)は、VWが製品化す
る電気自動車(EV)の開発で提携。東芝からの
の電池やモーターなど中核部品供給念頭に共同開発。 
VWは三洋電機とも次世代車載電池開発で提携し
ており自動車メーカーと電機各社の合従連衡激しく。

(2月26日 日刊工業新聞)
29.ベバストヒーター出荷47%増

 ベバストジーシーエスジャパンは、アイドリ
ングすることなくキャビン内を暖房出来る標記  
製品が前年比47%増と発表。昨年は燃料費高騰
が一因だったが、環境意識の高い荷主の活用で
更なる普及を見込んでいる。

(アフターマーケット 3月号)


30.ディスプレイを手元で操作

 デンソーは、離れたディスプレイを手元を手
元で操作出来るリモートタッチコントローラー
を開発、レクサスRXに採用された。ナビやオ
ーディオ、エアコンなどを運転者が手元で操作
可能で、操作負担の軽減を実現した。

(アフターマーケット 3月号)
31.タイヤ保護・光沢剤

 呉工業、ポリメイトシリーズ「タイヤエナメ
ル」を発売。スプレーするだけでタイヤがエナ
メルのように輝き、同時に紫外線によるひび割
れや色あせからタイヤを保護する。扁平率の低
いタイヤにも最適。

(アフターマーケット 3月号)




建 機 ・ 農 機 2009年3月号(第297号)


32.小型ホイールローダー

 キャタピラージャパンは、バッケット容量2.5立
方メートルクラスの小型ホイールローダーの新製品
「CAT930H」を発売。エンジン出力をアップさせて、
作業効率の向上を実現させた。除雪作業や畜産現場
などでの使用を想定したホイールローダー。

(2月16日 日刊自動車新聞)
33.三菱重工のガソリンエンジン

 同社は、汎用ガソリンエンジン「三菱メイキ
エンジン」に4機種を追加投入。4サイクルのGB
シリーズ3機種は、従来のGMシリーズのモデルチ
ェンジ。中・小型の耕運機や田植機、発電機、高
圧洗浄機など向けに、販売を見込む。

(2月19日 日刊工業新聞)
34.IHI建機のミニショベル

 同社は、排出ガス規制に対応した5tクラスの超
小旋回型ミニショベル「50VZ」を発売。ジョイス
ティック式の操作レバーを採用し、操作性を向上
した。エンジンカバーはフルオープンカバー方式
で、点検やメンテナンスがしやすい。

(2月20日 日刊工業新聞)
35.クボタの野菜自動移植機

 同社は、機体の揺れを抑制した野菜全自動移植
機「パワクロベジータ」を発売。前輪はタイヤで
後輪が三角クローラーのパワクロ仕様。地面の凹
凸を乗り越える際の上下運動を吸収して機体の横
揺れを抑え、レタスなどを高精度に植え付ける。

(2月23日 日刊工業新聞)
36.ヤンマー農機のコンバイン

 同社は、刈り取り時に、茎から出る液が収穫物
へ付着するのを防ぐコンバイン「GS380」を発売。
脱穀部に新構造を採用し、茎の排出を効率化。大
豆や麦、そばを汚さずに収穫できる。価格は593万
2500〜815万8500円。

(2月23日 日刊工業新聞)


デ ー タ 2009年3月号(第297号)


37.米 新車販売37%減

 米調査会社オートデータによると09年1月の米国
新車販売台数は65万6976台(前年同期比37.1
%減)で15カ月連続でマイナスとなった。単月100
万台割れは5カ月連続で、景気後退に伴う消費
者のクルマ離れが一段と顕著になった。

(2月5日 日刊工業新聞)
38.1月の生産41%マイナス

 日本自動車工業会は、1月の国内生産・輸出
実績を発表。生産は前年比41%減の57万7千台と
66年の統計開始以来3ヶ月連続で最大の落ち幅を
更新。輸出も59.1%減の23万4千台と2ヶ月連続
して過去最大の下落率に終わった。

(2月28日 日刊自動車新聞)


39.08年度設備投資3.3%減

 日経新聞によると、自動車大手7社の08年度
の設備投資額は当初07年度実績6.5%増を見込
んでいたが3.3%減の見通しに下方修正。09年
度は更に顕著となり、08年度は1兆4000億の当
初計画を維持のトヨタも1兆円を切るレベルに。

(3月1日 日本経済新聞)
40.1月の中古車輸出65%減

 国際自動車流通協議会によると、1月の中古車
輸出は2万6751台で7万6902台だった前年同月比
65%減の大幅減。新興国の需要激減とロシアなど
が産業保護のために関税を引き上げたのが要因。
昨年輸出全体で4割を占めたロシアは91.4%の減。

(3月2日 日本経済新聞)


41.2月登録車 35年振り低水準

 2月の新車販売は、登録車と軽の合計で前年
比24.3%減の38万582台と7ヶ月連続前年割れ
で35年振りの低水準となり、全ての月を通じ
て過去4番目の大きな下落率に。インサイト効
果のあったホンダでも21.1%の減となった。

(3月3日 日刊自動車新聞)
42.2月軽 4ヶ月連続前年割れ

 全軽自協によると、2月の軽の販売は前年同月比
9.8%減の16万2370台で4ヶ月連続前年割れに。1月
同様2月9.2%増で1万4895台販売した日産を除く全
メーカーが前年実績を下回り、車種別では、乗用車
が3ヶ月連続で貨物車は15ヶ月連続の減少となった。

(3月3日 日刊自動車新聞)



そ の 他 2009年3月号(第297号)


43.トヨタ 実証に参加

 同社は日、「ITS−Safety2010」(ITS推進協議
会主催)の公開デモンストレーションに参加すると発表した。
路車間、車車間の通信システム実験用に開発した車両5
台を公道試乗会に提供する。インフラ協調による安全運
転支援システムは、高度道路交通システム(ITS)の一種。

(2月20日 日刊工業新聞)
44.アジレントの保証期間サービス

 同社は、保証期間中、電気計測器の修理や標準
校正を何回でも受けられるサービス「フルサービ
スパック」を始めた。期間は3年間か5年間の二つ
から選択する。サービス料金は製品によって異な
る。10年2月まで割引料金を適用する。

(2月20日 日刊工業新聞)


45.小野測器と明電舎

 両社は、自動車試験機事業に関する業務提携に
ついて協議を開始することで合意したと発表。同
事業に対する技術的な相乗効果の創出が狙い。今
後両社で協議を進め、6月をめどに業務提携の締結
を目指すほか、資本提携についても検討する。

(2月24日 日刊自動車新聞)
46.オートメンテナンスショー09

 自動車整備・車検に関するあらゆる設備・技術
・サービスの専門見本市である標記展が6月19日
から東京ビックサイトで輸入車アフター市場をタ
ーゲットにした「東京スペシャルインポートカー
ショー」と同時開催で約100社が参加する見込み。

(アフターマーケット 3月号)





工業会だより2009年3月号(第297号)



 
3月の主要事業活動


   4 ニュース便覧編集委員会      当 会
  16 国際委員会            当 会
  23 技術委員会            当 会
  27 総務委員会            当 会
  


 
 2009年3月号
 
 通巻第297号 
 
 平成21年3月4日・編集
 
 本号の原稿執筆・編集作業担当委員
 
 委員長 滝本愼也 拒齧{計器製作所  
  委員  新保算章  旭 産 業(株)
  委員  山田勝己  三栄工業(株)
  委員  岡安禧次 (株)東日製作所
                
                          【順不同】